宮っ子の徒然雑記

しがない西宮人の雑感や意見などを記載しております

今日の障害者雇用の実態

こんにちは。大河阪急@HK-08です。
6月になり、初夏に入りましたが、今日の朝は肌寒かったですね。
まだ当分の間は長袖を使うことが多くなるのかも知れません。
今日は少しお堅い内容になってしまいますが・・・ご容赦を(⌒-⌒; )

■雑談

昨今、障害者雇用が増加傾向にあり、事業主の関心も高まりつつあるように感じます。
常々、障害者は健常者と同様に「自立」した生活をしたいと考えたりしています。障害を持っている人たちが「社会の中で働きたい」と言う意欲を持っていることは明白ですね。
そして努力をして働いた分の対価である「給料」を得ることで、働くことの喜びを感じることが出来ます。企業で仕事をすることは、その企業に利益を生み出し貢献している。即ち、自然にも社会的にも貢献していることになりますね。

障害者の雇用対策として、障害者雇用促進法に於いて、企業に対し雇用する労働者の1.8%に相当する障害者を雇用しなければならないことはよく知られていることなのですが、未だ数多くの企業でその義務が果たされているとは言えない状態です。
やはり、障害者雇用の経験がない事業主にとっては、障害者を受け容れることに大きな不安があるからなのでしょうか。

障害者が職場に就労するためには、障害者職業総合支援センター、地域障害者職業センター、職業リハビリセンターなどを制度化し、障害者のための総合支援施策が推進される必要があります。
また、障害者は社会の一員としてこうした制度を活用することはもちろんのこと、自身の能力を高めて企業、社会に貢献出来るよう、また自立の道を歩めるように努力しなければなりません。一方、企業側も障害を持った人々の雇用に対し、協力、指導し、一人一人の能力に応じた部署を与え、障害者の働きやすい環境を作る義務があります。
ところが、現在の障害者雇用率は残念ながら基準値には達していません。これには、企業側の障害者雇用に対してのノウハウが確立していないこと、障害者の職場を適正に判断出来ない背景が隠れていそうですね。